もし参政党が政権を握ったら、今の北朝鮮と同じか、それ以上の「理解不能な国」として、世界から孤立し、それを「強いから恐れられている」と自慢するのだろう。If Sanseito comes to power, Japan will be isolated from the rest of the world as an “incomprehensible” country, the same or worse than North Korea is today, and will boast that it is “feared because it is strong.

「憲法改悪」と「スパイ防止法」は統一教会=自民党の悲願

田中優子さんが週刊金曜日のエッセイで、もし参政党が政権を握ったらと言う文章を書いていましたので、紹介します。

もし参政党が政権を握ったら、結局人々の困難は外国人と何の関係もなかったことがわかり、ほとんどの男性たちは相変わらず貧しく、子供1人につき毎月10万円の給付など来ないことを知るだろう。

「日本の土を守る」と強制的になされる有機農業で作物は量産できず、食料が減ってきても輸入は禁止され、「戦争の準備でそれどころではない。我慢しろ」と言われる。現実的なのはドローン戦争の計画だけだったから、後はまた戦争するしかない。その前に急いで憲法を変え、天皇制国家にして責任を天皇に押し付けねばならない。押し付ける天皇家には存続してもらわなければならないので「国民の総意」で側室制度を作ってしまう。原子力発電所の核を早く軍事転用しようとも思う。

こうなると日本は、今の北朝鮮と同じか、それ以上の「理解不能な国」として、世界から孤立し、それを「強いから恐れられている」と自慢するのだろう。強いこと、上に立つこと、勝つこと、そのために絶えず分断し、対立し、異分子を排除し、やがて虐殺国家になる。

しかし終わりではない。私たちは平等と人権と平和に価値を置く憲法と女性参政権を手にしている。それを失ってはならない。高齢者の私にはもうあまり時間はないが、最後までそれを使い尽くし伝え続けねばならない。
田中優子(江戸文化研究者、法政大学名誉教授)

日本は、今、「戦争国家」への道を突き進んでいます。自民党=統一教会の悲願は「改憲・緊急事態条項」+「スパイ防止法の制定」なのです。

「自民党改憲草案」を許すと「国民主権」を奪われ「国家主権」になります。さらには、「基本的人権」も「自由」も奪われます。

戦争に突き進んでいった「大日本帝国憲法」下のような、戦前の日本になってしまいます。

現在、我々が当たり前と思っている「言論の自由」も奪われ、これまでとは全く異なる国になってしまうのです。「徴兵制」も復活し、あなたの家族は徴兵されることになります。

「自民党改憲草案国会決議阻止!」「改憲・緊急事態条項」反対!「スパイ防止法=治安維持法」反対!の声を上げなければ、気づいた時にはもう取り返しのつかないことになるのです。ご一緒に立ち上がりましょう!

▼「憲法改悪」を企む者たちの思想をあなたは受け入れますか?子や孫たちにこんな国を残すのですか?