『成功体験の棚卸しをしよう!』
『成功体験の棚卸しをしよう!』
「『なぜ失敗したか』考えても差はつかない。
『なぜ成功したか』を考えたときに差がつく」
(若松義人)
これは、カルマン株式会社社長の
若松義人氏の言葉です。
若松氏が創業したカルマン株式会社は、
「トヨタ式を基礎とした経営革新の実践を支援する
実践コンサルティング事業」を主事業とする会社です。
トヨタ式と言えば
『日々実践、日々改善』で有名ですが、
それを伝えるコンサルタントの若松氏の座右の銘は
『百聞は一見にしかず、
百見は一行(行動)にしかず』だそうです。
高度情報化社会の現在、
価値ある情報を「知っている人」はたくさんいます。
しかし、本当の意味でそれを
「行動できる人」や「実践できる人」は、
そんなに多くいないのが事実でしょう。
ですから、ここがとても重要なのですが、
一度、「実践できる人」になった途端、
私たちは、
一気に影響を与える側に移ることが出来るのです。
そのためには、
「行動したこと」や「実践したこと」を棚卸することです。
具体的には、それらをリスト化してみるといいでしょう。
失敗したことばかりを
「人生のリスト」に埋め尽くす人が多いのですが
これでは、
失敗した経験ばかりが記憶にストックされ、
私たちは気がつくと行動に移すための
一歩が出せなくなってしまいます。
今は、例えほんの小さなものだと思われるものでも構いません。
「成功体験」や「勝利の体験」を積極的に記憶に残し、
「人生のリスト」をそれで満たすようにしていくことが
非常に大切なのです。
一歩を踏み出せる「実践できる人」とは、
失敗したことばかりを棚卸した人ではなく、
「成功と勝利」の棚卸を行っている人たちなのです。
だから、
「言葉のちから」を信じて・・
小さな成功体験を
「よし!やった!」
「良く出来た!」と言って
自分自身を誉めてあげましょう。