【中高生のための効果的な英語ノート作成術】

2020年10月19日◆中高生のための英語が話せるようになる効果的な英語ノート作成術

【中高生のための効果的な英語ノート作成術】

この方法は、私が過去15年間以上、現場で
実際に、生徒たちに指導して、効果がみられ
たノート作成術です。

●普通の大学ノートまたは中学生用英語ノートの
見開き2ページを使う

●左のページを二分して

【教科書の英文を書写】【英文和訳】を準備する。

このノートの左側ページを使い以下のチェックを行う

①読めるか?
読めない単語にはカラーペン

②英文を正しい日本語訳ができるか?
(ノートは折り曲げて和訳部分を隠して。
ルールは何回正解を見てもいいが、それを
読んではいけない。)

正しく和訳ができなかった英文・和訳文
ともにカラーペン

【左側のページは音読と意味の理解に利用】

次に

【日⇒英 暗記トレーニング】

左ページの英文と和訳の部分を
折り曲げ、和訳⇒英文のトレーニング
を音声のみで、折り曲げたノートを
繰り返し見ながら、しかし【読んでは
いけない】暗記レベルまで練習。

ここまでが【左側ぺージ】の役割です。

つまり、【音声面(読む・話す)の強化】
のために学校英語のペースに沿って、家庭
学習の中で平素から準備をしておく。

次に、

【右側のページ】の使い方

やはり、線を引いて、2分します。

【英文】  【間違った単語や語句】の項目に分けます。

この右側のページを使い、以下のことをチェックします。

①左ページの日本語訳のみを見て、
英語に直す。左のページで、すでに
音声面ではマスターしている段階なの
で、文字面での強化を目指すための
テストとしてトレーニングする。

②左ページの英文を見て、チェックを
行い、間違い個所はカラーペンで印
をつける。

③同時に左ページの英文、和文にも
カラーペンで印をつける。

④右側ページの【間違った単語や語句】に
間違った単語、語句、文の正解を書く。

このように右側のページは【文字面の強化】
のために使います。

左のページ=【音声面の強化】

右のページ=【文字面の強化】

を目的とした【英語ノート作成術】になります。

この訓練を平素の家庭学習で習慣化すると
公立の中学英語では間違いなく上位の成績
をとることが可能になります。

そして、さらに、この「ノート作成術」を
多くの生徒が苦手とする高校に入って
急に英語が難しくなる英文解釈問題の
成績アップに活用することができます。

【ポイント】は

英文⇒和訳(高校教科書リーダー) の
ノート作成段階できれいな、完璧な、
日本語訳ではなく、【通訳方式】つまり
【英語の語順で】【まとまった意味】で
区切りながら、訳して、ノートを作って
いくことがとても重要な【ポイント】に
なります。

左側のページの和訳の個所でこのような
通訳方式英文和訳を準備することにより、
日⇒英のトレーニングが格段にやりやすくなる
と同時に、英語脳=英語の語順をマスター
することにもつながり、英会話にもおおいに
役にたつことになります。

この方法は高校英語リーダー対策にとって
有効です。

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