『個を捨てて公のために生きる』

◆成功者の教え

『個を捨てて公のために生きる』

私はマーケターの端くれですから、
マーケティング技術はそれなりに持っているつもりですが、

これまで1.4倍の集客を支えたのは
小手先のマーケティング技術ではないと思っています。

3年半の間、何度も壁に直面し、その都度、歯を食いしばり、
執念でアイデアを振り絞ってきた、その泥臭い積み重ねです。

では、何が自分をそこまでさせたのか?

それはやっぱり、決断や行動をする時の規範の根っこが
「私に刺さっていない」ということだと思います。

「私心に囚われない」ことです。

もし私が個を優先しようと思うなら、
サラリーマンとして平穏に過ごしていると思います。

会社の方針に逆らったり、
トップと大喧嘩するような行動は取らないでしょう。

でも、それは会社の為に誰かがやらなくてはいけないのです。

当然バックファイアーを浴びます。

いろんな弾も飛んで来ます。

それでも、マーケティング本部の責任者という立場に立ったならば、

自分自身が当たり障りなく生きたいとか、
周りから好かれて生きたいとか、もうそんなことはどうでもいいのです。

そこを一回吹っ切って、開き直ったら、人間強くなるんです。

もともと日本人が持っている美しい精神性とか武士道って、
やっぱり「滅私の心」なんですよ。

個の世界から公の世界に飛べるかどうかです。

そこを超えたら技術的なことは後々ついてくるんです。

自分の人生の軸をどこに置くかと考えた時に、

「個を捨てて公のために生きる」が必要だと思うんです。

私は「自分の幸せだけを考えて頑張りました」という人生よりも、

「周り人々のために自らを顧みず、情熱をもって働いた」
という人生のほうが充実した人生になると思います。

今でも自我が揺らぎそうになる時はありますけど、

最後は「この行動は社会のために、仲間のためになるか」
という冷静な問いかけをします。

この言葉を頭の中にあると闘うべき時に闘えるんです。

『個を捨てて公のために生きる』

心の底からそう思えたら、

世界の見え方が変わって、できることは無限に広がると思います。

森岡毅(株式会社USJ、執行役員)

今、私たちは誰のために行動しているのだろうか。

自分のためなのか・・?

誰かのためなのか・・?

私たちは、「誰かのため」と考えた時に、

勇気が湧き、行動が起きるのではないでしょうか?

そして、充実の人生となるでしょう。

だから、決断が必要とされた時には・・

「これは、自分のためなのか?、人のためなのか?」と

自分に問い掛けてみましょう。

「言葉はちから」です。

自分に対する問い掛けが、正しい判断へと導くことでしょう。

そして、それが充実の人生となるでしょう。

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◆成功者の教え

Posted by Toshi