『プロフェッショナルというステージに立つために』
『プロフェッショナルというステージに立つために』
「プロの作家とは、書くことをやめなかったアマチュアのこと」
(リチャード・バック)
これは、日本でも大ベストセラーとなった『かもめのジョナサン』の著者、
アメリカ人作家、リチャード・バックの言葉です。
私は、成功者とは「失敗しなかった人」ではなく、
幾度となく繰り返す失敗を乗り越えて、
倒れたら起き上がることを「諦めなかった人」だと思っています。
そして、その「失敗」や「困難」を貴重な経験として
次への「飛躍のチャンス」へと変えているのです。
彼らは、「失敗」は成功するためには必要なアイテムだと考えていますから
失敗や逆境を必要以上には落胆しません。
いや、一度は落胆をするかもしれませんが、次の瞬間には
「ピンチがチャンス」と捉え、次のステップへとワクワクしながら挑戦していきます。
この様に成功者と言われる人たちは、
成功という結果を手にする前に「諦めない」という心構えができていたのです。
ですから、どんなことがあっても諦めることなく、
自分の信じた道を歩み続けることができるのです。
これが「成功者は成功する前から成功者である」と言われる
所以ではないでしょうか。
言葉を代えて言うならば、
私たちも、一つのことを諦めずにやり続ければ
必ず「成功というステージ」に立てるということです。
その諦めない心をつくるのが「夢、目標」です。
自分の「夢、目標」をしっかりと心の中に描き、
今の結果に一喜一憂せずに、自分の信じた道を諦めることなく歩みを続ける。
自分の選んだ道を腹の底から信じ、自分自身を信じ、
愚直に行動していく真摯な道のりが、
やがて、圧倒的なキャリアや実績の差を生み出し、
誰もが認めるプロフェッショナルというステージへ到達させてくれるのです。
ですから、何があっても、
「これが私の選んだ道」
「これが私の歩む道」と自分に語り掛け続けましょう。
「言葉はちから」です。
自分に語り掛ける言葉が力となって、
自分の信じた道を諦めることなく歩み続けることが出来るでしょう。
すると、やがて成功というステージに到達することでしょう。