【民主主義が解放された】 【アメリカの開放】~Chihiro Sato-Schuh
Democracy Unleashed] [The Liberation of America] – Chihiro Sato-Schuh
この数年、ウィルスだとかロシアだとか反グローバリストだとか、あるものが悪者にされて、それと戦うのが民主主義であり自由だという概念が植えつけられてきた。
独立系のジャーナリストたちは、「西側主流メディアは視聴者の信頼を決定的に失った」と言っていた。トランプが危険でハリスが正義だという印象を作り出して、ハリスが当選するように予測していたのに、それがまったくの見当違いだったことがわかってしまったからだ。見当違いというより、意図的に作り出された印象だった。トランプが圧勝したとき、まさにそうしたカラクリが表に出てしまい、世界がその呪縛から抜け出てしまったようだ。私たちはこれまで、こんなこけ脅しにいつも騙されてきたのだ。そのことが、手品のタネ明かしをするように、見えてしまったような感覚がある。
民主主義は、つまりは民が主である政治のことを言っているのだから、人々の希望を聞いて、皆が満足するようにすればいい。それがうまくできる政治家が、人々に支持されて選ばれる、というだけのことだ。そこには何が正義だとか何主義が正しいといったことはない。ただ、皆の望みが尊重されるという信頼感があるかどうかだけだ。
民主主義は西洋で生み出された概念だけれど、長いこと本来の姿を封じ込められ、利害関係で争うようなことにすり替えられてきた。それが、今回の歴史的な選挙で、ついに封じ込めが解けて解放されてしまったようだ。
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