「冬来たれば春近し」

◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「冬来たれば春近し」

草木が枯れ出すころ、根もとにはすでに新しい
芽生えが始まっている。凍てつく寒さがが来れば
陽気の訪れも遠くない。

ものみな枯れはてたなかにも、常に生き生きとした
生命が宿っている。これこそが自然の心にほかなら
ない。

●これが天地自然の理である。人間関係にもこの
摂理が働いているのだという。

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