『小さな差が大きな差になる』

◆成功者の教え

『小さな差が大きな差になる』

「勝者と敗者には大きな違いがある」と

思っている人がいるかも知れませんが
それは間違いです。

例えば、スポーツで優勝できる人と
2位とか3位になった人の技術的な差は

ほとんどないと言われています。

よく例えられる話ですが

プロ野球で、
三割バッターと二割バッターとの年収の差は
何倍もの差になって現われます。

三割バッターと二割バッターとの差とは
100回、バッターボックスに立って
打ったヒットの数が僅か数本の差です。

この小さな差が大きな収入の差になるのです。

「彼はまた優勝するだろう。

1回だけじゃなく何回も。

しかし、そのためには、
少しずつ、いい体調で参加する必要があるだろう。

ちょっといいコンディションと、ちょっといい準備、

それが必要だ。

たった2%、今よりいい状態にするば
彼はまた優勝するでしょう」

これは、ある著名なプロゴルファーが
ライバル選手に向かって言った言葉だそうです。

この『2%の改善』

必要なのは、彼だけではなく
私たちにも言えるのではないでしょうか。

考えてみましょう。

一週間に『2%の改善』は可能だろうか?と・・

一週間で『2%の改善』であれば、
ちょっとした努力で、私たちにも出来るかも知れません。

しかし、この一週間で『2%の改善』が

1年続けると280%の改善になり、

2年続けると784%の改善となり、

3年続けると2195%の改善になります。

つまり1週間に2%の改善が可能であれば、
3年で22倍の改善になるということです。

このほんの少しの努力が、
勝者と敗者に分けてしまうのです。

しかし、この少しの違いを大切にせずに、

一気に上手くなりたい。

一気に金持ちになりたい。

一晩で成功したい、有名になりたい。

などと考えていては、
いつまで経っても目的が達成できません。

大切なのは、失敗を繰り返しながらも

小さな改善をくり返しながら、
少しずつ前に進んでいく事ではないでしょうか。

少しずつの改善でも、3年後に振り返った時には、

スタートしたところから
遥か遠くまで来ていることに気づくでしょう。

だから、

「今日も少しずつ・・」

「もう一回・・」と

自分を励ましながら、小さな改善に努めましょう。

「言葉はちから」です。

口にする言葉を支えにして、

小さな、小さな改善をくり返すことで

大きな、大きな、改善へとつなげましょう。

小さな、小さな、進歩を続けることで

大きな進歩を手に入れましょう。

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◆成功者の教え

Posted by Toshi