『感謝すれば報われる』

◆成功者の教え

『感謝すれば報われる』

今日は、二宮金次郎が説いた『報徳思想』についてご紹介したいと思います。

二宮金次郎というと、私たちは
「質素、倹約、我慢、忍耐・・・」と言ったイメージを持っていますが

「そんな忌々しいことをすべきでない」と金次郎は説いています。

彼はいつだって、それが生産的かどうかという点にこだわり、
「より大きく、より豊かに」することを考えていました。

人を抑圧し、我慢させる方向ではなく、

むしろ、一貫して、たっぷり満たすことで、
積極性を引き出すことを説いていました。

この金次郎のやり方を、彼が敬愛してやまない大久保公が
『報徳』と名づけました。

彼はこれを大いに気に入り、以後、積極的にこの言葉を使いました。

『報徳』、これは時に、

「忍耐をし、善きことをしていれば幸せになれる」
といったイメ ージで捉えられ、

「頑張れば報われる」と解釈されていますが、これは完全な誤訳です。

徳に「報いる」という語は、
どう考えても「報われる」とはならないからです。

「頑張れば報われる」

一見すれば正論のようですが、しかし、これは「見返り」の発想なのです。

我慢をして、頑張れば頑張るほど、
「報いて欲しい」と求める力が強くなってくるからです。

ですから、金次郎はこれを嫌い、否定するのです。

現実を見れば、私たちは、既にたくさんのものを持っています。

例えば、使える命、体力、時間、知恵などなど・・・

そして、更には同時代を生きる多くの仲間たちの支えや協力

先人や先輩たちからの恩恵もあふれるほど受けて、日々の生活を営んでいます。

この様に、既にたっぷりの「徳を受けて」
私たちの暮らしは成り立っていると金次郎は考えていたのです。

だから、既に「受けている徳」に「報いよう」と考えたのです。

それが「既に幸せだから頑張ろう」という呼び掛けでした。

受けた恩を返す「恩返し」の発想だったのです。

朝、元気に目を覚ますことができた。

ご飯が食べれる。

働く場所がある。

そんな日常の暮らしを「幸せ」だと再認識すること。

質素、倹約、我慢、忍耐といった犠牲の先にではなく、

そうした幸福感の先にこそ、

報いようとする実践が生まれ、「世界が豊かになる」と彼は信じていたのです。

彼の根底にある思想は、

「頑張れば報われる」ではなく、「感謝すれば報われる」だったようです。

だから、先ずは今、与えられた環境に

「お陰さまで幸せです」

「ありがとうございます」と感謝の言葉を発しましょう。

そして、その恩に報えるために、「更に幸せになります」と宣言しましょう。

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Posted by Toshi