『反省の質が成長の度合い』

2020年10月7日◆成功者の教え

『反省の質が成長の度合い』
「成功の程度を測る尺度は、
どんなに難しい問題を解決したかではない。
去年と同じ問題が
今年もまた持ち上がっていないかどうかである」
(ジョン・フォスター・ダレス)
これは、米国のアイゼンハワー大統領の下で
国務長官を務めたジョン・フォスター・ダレスの言葉です。
「何を持って成長と言い、何を持って進歩というのか」を
私たちに示唆した言葉ではないでしょうか?
私たちは、「こうやったら、こうなるのでは・・?」という「仮説」と
「なるほどそうか・・」という「検証」の繰返しで成長しています。
この「仮説」の精度を上げるには、
「どうして、こうなったのだろう!」という反省は欠かせません。
「何故、失敗したのか」、
「何故、上手くいったのか」をキッチリと分析し、
失敗は二度と起こらないようにする。
また、成功は次回も生み出せるように頭と体に刻み込む。
そうでないと、常に出たとこ勝負になってしまい、
再現性を生み出すことは出来ません。
いつまでも同じ失敗や問題にぶつかってしまう可能性が
少しも減らないというわけです。
この反省があれば、私たちの人生に「失敗」はないのです。
私たちの行動に対する評価は、
「望む結果が得られた」か、
「望む結果が得られなかった」かの成功しかないのです。
もし、私たちの人生に失敗があるとすれば、
ダレス氏が言うように、
「望む結果が得られなかった」行動を繰返すことでしょう。
私たちはツマヅキの中から学び、成長しますが、
同じツマヅキをしてはいけないのです。
ですから、同じ失敗を繰り返さない為に、
「上手くいかなかったこと」を紙に書き出し、
原因と思われることを記す習慣をつけましょう。
「失敗」への「反省の質」が、
その人の「成長の度合い」となるでしょう。
だから、いつも、
「なぜ・・」、
「どうして・・」
「どうすれば・・」と言葉に出して、
検証を繰り返しましょう。
「言葉はちから」です。
口にする検証の言葉の数だけ、私たちは成長することでしょう。

<スポンサーリンク>




◆成功者の教え

Posted by Toshi