坦蕩々(たんとうとう)と生きる

2020年10月7日◆成功者の教え

『人生を大成させるための心得』

「順境にいても安んじ、逆境にいても安んじ、
常に坦蕩々(たんとうとう)として苦しめるところなし。

これを真楽というなり。

萬の苦を逃れて、真楽を得るを学問のめあてとす」

これは、江戸時代初期の陽明学者、
中江藤樹(なかえとうじゅ)の言葉です。

「順境の時、人はつい慢心しがちになる。

順境にあっても傲慢(ごうまん)にならず、
謙虚に心を落ち着かせ、

逆境の時もへこたれず、心が安定している。

どんな状況でも心が平(たい)らかでゆったりとし、
状況に振り回されない。

それを真の楽しみという。

この真の楽しみを得るために、
そういう人物になるために学ぶのだ」と

藤樹は学ぶことの大切さを説いています。

人生は、順逆の連続です。

順逆をこえるとは、
坦蕩々(たんとうとう)と生きる

人生を大成させた人は、
一様に、この要訣(ようけつ)を体得した人でしょう。

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◆成功者の教え

Posted by Toshi