◆成功者の教え
『死に方を決めて、生き方を見つける』
今日は、「かっこいい男」の話をお伝えしたいと思います。
その男の名は『本田宗一郎』
そう、皆さんもご存知の世界の「HONDA」を創業した男です。
数々のエピソードを持っていて、私の好きな偉人の一人でもあります。
会社の経営は副社長だった藤沢武夫氏に任せ
自らは従業員とともに工場で働く現場主義を貫き通しました。
藤沢氏に経営を任すと言った時から会社の社印と実印を渡し、
それ以後は、一度も見たことがないと言われます。
従業員からは親しみを込めて『オヤジ』と呼ばれていたが
仕事に厳しかったそうで、いい加減な仕事をしていると工具で殴ったそうです。
そして、殴られた者よりも殴った宗一郎氏が陰で涙を流したそうです。
また、皇居での勲一等瑞宝章親授式へ出席の時は、
「技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ」と言い周りを困らせました。
そんな、宗一郎氏の口癖が
「俺は世のためにならないことはいっさいやらん」でした。
本田宗一郎氏が亡くなったとき、ホンダは社葬を行わなかったのですが、
それは、彼の遺言で、
「自動車会社の自分が葬式を出して、大渋滞を起こしちゃ申し訳ない」でした。
また、生前、宗一郎氏は、こんなことを言っていたそうです。
「素晴らしい人生を送ることができたのも、お客様、お取引先のみなさん、
社会のみなさん、そして従業員のみなさんのおかげである。
俺が死んだら、世界中の新聞に
『ありがとうございました』という感謝の気持ちを掲載してほしい」
社長を辞めた後、宗一郎氏は、ホンダの事業所700ヶ所すべてをまわって、
すべての従業員一人一人と握手して、
「ありがとう、ありがとう、いつもありがとう!」と伝えたそうです。
何年もかかりましたが全て回りました。
田舎の販売店を回った時のことです。
整備士が握手をしてもらおうと思って喜んで走って来たのですが
差し出した自分の手を見て、パッと手を引っ込めた。
作業中で、手が油まみれだったことに気づいたからです。
「今、手を洗ってきます!」と整備士が言うと
「その油まみれの手がいいんだ!」と言って、
宗一郎氏は、その整備士を引き止めて、両手で握手し、
嬉しそうに手をながめて、手の油のにおいをかいでいたそうです。
自分を支えてくれた全ての人に感謝し、
死んでも「世のためにならない」ことは一切やらない。
かっこいいとは思いませんか。
こんな「死に方」、「生き方」をしたいと思います。
私は、「死に際の言葉」を決めています。
それは、「ああ幸せだった!!みんな、ありがとう」です。
「死に際の言葉」が決まると今、何をすべきかが見えて来ます。
「死を覚悟」して生きると今が輝きます。
だから、「死に際の言葉」決めましょう。
「死に方」決めて、「生き方」を見つけましょう。
「言葉はちから」です。
「死に際の言葉」を決めて宣言しましょう。
口にした言葉が生き方を決めることでしょう。
そして、今日、何をすべきかが決まるでしょう。
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<!– 禍福はあざなえる縄のごとし –>
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