『本当に恐れなければならないのは』
『本当に恐れなければならないのは』
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、
何もしないことを恐れろ」
（本田宗一郎）
今日は、世界のホンダを創業した
日本を代表する経営者、
本田宗一郎氏の言葉をご紹介します。
この言葉は、本田宗一郎氏が
事あるごとに発言していたことで有名です。
これは、本田氏がエンジニア出身の
経営者だったことが考えられます。
失敗をいちいち恐れていたとしたら、
エンジニアは新しい技術にチャレンジすることを
放棄することを意味するからです。
そこにイノベーション（革新）を生み出すことは
出来ないからです。
「失敗」というものは、ただ一つの『検証』であって、
そこから得られる結果は立派な『成果』なのです。
このことは、技術者だけでなく、ビジネスの世界、
又は人生に於いても同じではないでしょうか。
私たちの脳は、一度失敗を恐れてしまうと、
一気に委縮してしまいます。
普段、自宅で勉強している時には
あっさり解けた問題が、
試験本番となると解けなかったという経験は、
多く方がしているのではないでしょうか。
その“心のブレーキ”を外すことで、
私たちは驚くほどの力を発揮することができます。
その為には、失敗を極度に恐れないことです。
と言うか、前述したように、私たちの行為には
「失敗」と言う二文字はないと言うことを知ることです。
全ての行動は貴重な体験であり、経験なのですから。
そこから得られた結果は、
「この方法では上手くいかない」と言う
貴重な成果を得たことになるのです。
ですから、私たちが恐れなければならないのは
「何もしないこと」です。
「何もしない！」と言うことは、
何も得ることが出来ないと言うことです。
この認識を持ち、行動することで、
私たちは可能性は大きく広がることでしょう。
だから先ず、これはと思ったら
「よし！やってみよう！」と掛け声をかけ
挑戦してみることです。