「影を留めず」

「影を留めず」

風が起これば竹の葉は騒ぐが、吹きやめば
またもとの静寂にもどる。雁が渡るとき淵は
その影を映すが、飛び去ればもはや影を留
めない。

君子の心も、事が起こればそれに対応し、事
が過ぎればまたもとの静けさにもどるのである。

●「荘子」にこうある。
「至人の心は鏡のようなものである。過ぎ去った
ことにも遠い先のことにも思いわずらうことはなく
来るものはそのまま映し出すが、去ってしまえば
なんの痕跡も留めない。だから、どんなものにも
対応できて、しかも傷つけられることはまったくな
い」

「荘子」にはまた「明鏡止水」という有名なことば
もある。
「人は流水に鑑みるなくして、止水に鑑みる」
流れる水は鏡にならないが、静止した水はいっさ
いの姿を映し出す。この鏡と同じように、なにごと
も虚心に受け入れる境地を「明鏡止水」という。

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言葉を変えれば、現実(いま)は変えられる。 言葉を変えれば、明日(未来)は変わっていく。 言葉を変えれば、運命・人生は変わっていく。 なぜなら、 人生は、 あなたが考える通りに あなたが発する言葉の通りに 現実化していくから。 だから、 マインド(考え方)を変え、言葉を変えれば、 行動が 習慣が 性格が、人格が 変わり、 あなたの運命が、人生が変わります。 今日も時代を超えた賢人たちの言葉から 学び、あなたの夢の実現へ向けて突き進み ましょう! 人生、考え方次第でいかようにも変わります。 今日も全てに感謝して、素敵な1日を 過しましょう!」(*^o^*) いつもおかげさまです。 いつもありがとうございます。 今日も読んでいただきありがとう ございます。 素敵な1日を! 『日々是好日』