「うたかたの夢」

◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「うたかたの夢」

崩れ落ちた石畳には狐が眠り、荒れはてた
高殿には兎が飛び跳ねている。ここはむかし
華やかに歌舞が催された宮殿の跡だ。

菊の花が冷たい霧にうたれ、うら枯れた草が
雨に煙っている。ここはむかし、激しい戦いが
くり広げられた戦場の跡だ。

栄えたといっても、つかの間のこと。強い弱いと
いっても、うたかたの夢、それを思うと、気持まで
白けてくる。

●同じ場に立ってみると、誰もが「夏草や兵ども
が夢の跡」(奧の細道)という思いを禁じえな
い。

 

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<!– 禍福はあざなえる縄のごとし –>
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