「とらわれない境地」

◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「とらわれない境地」

谷間から流れ出る白雲は、行こうが止まろうが
思いのまま、なにものにもとらわれない。

中央にかかる名月は、下界が騒がしかろうと
静かであろうと、いっこうにわずらわされない。

●「日々(にちにち)これ好日(こうにち)」
(碧厳録)いうことであろうか。

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