「事業を発展させる基礎」

◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「事業を発展させる基礎」

事業を発展させる基礎になるのは、その人の
徳である。基礎がぐらぐらしているのに、建物が
堅固であったためしはない。

●徳があってこそ周りの信頼も得られるので
ある。三国志の劉備が、わが子に与えた遺書
のなかにも、次のようなことばがある。
「小さな悪だからといって、けっして行ってはならぬ。
小さな善だからといって、けっして怠ってはならぬ。
「賢と徳」、この二字が人を動かすのである」

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