「考える習慣をもつ」
「考える習慣をもつ」
私たちが何か新しいことを始めようした時に
次のような感情が生まれるかと思います。
一つは、「これが出来たら」
「こんなことが実現して楽しいだろうな」とか、
「あんなことが出来るようになったら嬉しいなぁ」と
未来に期待を持ち、
頭の中は上手くいくことのイメージがどんどん浮かび
ウキウキ、ワクワク、気分になり、「よし、やる!!」という人。
もう一つは、「これ、やりたいけど・・」
「上手くいくかなあ?、出来ないかもしれないなぁ!」
「失敗したら、カッコ悪いし、笑われるよなぁ!」と考え、
頭の中には失敗した時のイメージが拡がり、
不安や恐怖が湧いて、「出来ない」という人。
今日は、どちらが「良いか?」とか「悪いか?」とかではありません。
この感情を、「どう変えなければならないか」というお話です。
私たちの脳は、
「出来ない!!」と思った瞬間に思考がストップします。
考えることを止めます。
「出来ない」とは「出来ないという答え」を出したからです。
答えが出たのですから「考える」必要が無くなったのです。
これと同じことが、何か問題を出されて答えを求められた時に、
「分かりません」と言うのも同じです。
「分かりません」と言う答えを出したのですから、
脳は「考える」必要が無くなったのです。
私たちの脳は、
答えを出そうと考えている間は、活発に動いていますが、
「答え」が出た瞬間に、思考は停止してしまいます。
私たちは「考えること」で進歩、進化し、成長する動物です。
だから、「考えること」を諦めては進化しません。
「思考」を停止させては成長はありません。
私たちにとって大切なのは、
「出来るか?」、「出来ないか?」ではなく、
思考を停止させないこと、考えることを諦めないことです。
ようは、「考える習慣」を「持つのか?」、「捨てるのか?」です。
ですから、
「出来ない」と思っても、「出来る!!」と口にすることです。
「分からなくても」、
「なぜ?」、「どうして?」、「どうすれば?」と声に出し考え続けることです。
もし、「出来ない!!」と言葉を発したなら、
「(出来ない!!)かも知れないが、どうすれば・・」と
言葉を訂正することです。
「言葉はちから」です。
口にした言葉で脳は活性され、思考を続けることでしょう。
さあ!!、今日も、
「言葉のちから」を信 じて、
「出来る!!」、「どうすれば!!」の言葉とともに
明るく、楽しく、ウキウキ、ワクワク、
思考を続け、進歩、成長し続けましょう。