『いつかと言う日は、カレンダーには載っていない』
皆さんは、次のような体験はありませんか?
講演会やCDなどでセミナーの講演内容などを聴いていても
ほとんどの言葉が頭に入ってこない。
まるで、左の耳から入って右の耳に流れていくようで、
頭にも記憶にも残らない。
ところが、ある一言だけが、
耳にひっかかって強烈に脳裏に残ったと言うようなことです。
そんな時は、必ずスグにメモを取りましょう。
なぜなら、それは今の自分にとって必要としている言葉だからです。
必要としている言葉を脳が自動的にキャッチしてくれたからです。
例えば、
「チャンスの神様は前髪が長く、後ろ髪はない。
だから、チャンスの神様だと思ったら、すぐに前髪をつかもう」
もし、こんな言葉が耳にひっかっかったなら、
それは、日頃から
「チャンス」と言うものを常に意識しているからです。
「今でしょう!!」と言う言葉が流行りましたが、
これも、多くの人が「チャンス」に対しいは、
「今すぐ行動しなければ」と
頭のどこかで思っている証拠ではないでしょうか。
それなのに何故、多くの人は
「チャンス」が来るのを待っているのでしょうか。
私なら、
「チャンスの神様が来るのを待っているよりも、
チャンスの神様を探しにこちらから出て行きます」
「チャンス」とは与えられるものではなく、
つかみ取るものだと思っているからです。
何故、多くの人たちは、
周りが自分の状況を改善してくれるのを期待して、
誰かが自分の状況を助けてくれるのを期待して
待っているのでしょうか。
自分の周りの環境が良くなる事を待つ。
しかし、待っているだけでは何もこないのです。
待っていた人は
待っていた時間だけ損することになるのです。
人生で得をする人とは、
待つ事を拒否した人なのだと言うことを知りましょう。
待つ事を拒否して、自分、自らが動く、
自分の足で自らの目的地へ向かう。
自分の周りの状況が悪ければ、
自分の頭を使って、
身体を使って、
自分の持っている資源の全て使って
それを良くする行動をとりましょう。
誰も、人の人生になど関心も責任も持たないのですから、
自分の人生をより良くしたのなら、
自分自身しかいないのだと言うことも知りましょう。
「待っていればいつか良くなるだろう」
という考えが頭に浮かんだなら、
この言葉を思い出しましょう。
「いつかと言う日は、カレンダーには載っていない」
そして、自分にこう言い聞かせましょう。
「俺の人生、俺がやらねば誰がやる!!
今、やらねば、いつできる!!
俺はやる!!、いつ!、今!!」
「言葉はちから」です。
口にする言葉が行動を促すことでしょう。