『望む未来を語りながら今に全力を尽くす』
「売れなくなった時のことは
売れなくなってから考えればいい。
そんな先のことにエネルギーを費やすなら、
今やれることが、いくらだってあるじゃないか」
これは、『サイボーグ009』やドラマでも有名になった
『HOTEL』などの代表作を持ち、
仮面ライダーシリーズで日本のヒーロー像のかたち作った漫画家、
石ノ森章太郎氏の言葉です。
戦後の日本で、漫画によって人々に娯楽を提供した天才、
手塚治虫氏でさえ、石ノ森氏の才能には嫉妬したそうです。
充実な日々、豊かな人生を送る秘訣が語られた
大変、意味深い言葉ではないでしょうか 。
例えば、売れるセールスと売れないセールスの
決定的な違いは、
「お客さんがなくなった時のこと」を考えるか
「今、どうしたら売れるか」を考え、
『今』にいかに全力を尽くすかを考える違いのようです。
「いつかお客様がいなくなったら・・」と悲観的に考えるか?
「どうしたら売れるか」、その為には
「どうしたら人に喜んでもらえるか」を考える。
その結果に大きな開きが出るのは当然なことです
人生に於いても同じです。
未だ来ぬ未来に不安を感じ悩むより、
未来を信じ、ウキウキ、ワクワクしながら
「今、目の前にこと」に全力を尽くして楽しむ。
このように、可能性に目を向けてウキウキ、ワクワクするか?
出来ないこと、困難なことに目を向け憂鬱になるか?
同じものを見ても、聞いても、
スタートラインの時点が全く違うのですから、
この両者が全く違う結果になるのは当然です。
私たちは、思考(解釈)が変われば、行動が変わるのです。
行動が変われば、
結果が大きく変わってくるのは当然のことなのです。
未だ来ぬ未来に不安を感じ悩むより、
今、目の前のことに、
今、目の前に人に、
「どうしたら喜んで頂けるか」
「どうしたら感動を与えられるか」
そのことに焦点を絞り、全力を尽くす。
目の前の人に感動を与えられなければ、
次にお会いする人を感動させることなど出来ませんし、
自分自身をも感動させることはできないでしょう。
「今、目の前のこと」、
「この一瞬、一瞬」に全力を尽くすことに、
幸せを感じられない人に、
「明日の幸せ」はやって来ないのです。
だから、自分の望む未来を言葉にだして
心にイメージし、
今に全力を尽くしましょう。
今を全力で生きましょう。