「ゆるめるも引き締めるも」
「ゆるめるも引き締めるも」 白楽天は、「身も心も解放して、ゆったりと自然に 任せるがよい」 ...
「枯れた中にも生命力」
「枯れた中にも生命力」 ものみな静まり返っているとき、一斉、鳥の鳴き声 が聞こえてくると、 ...
「ささやかな暮らしでも」
「ささやかな暮らしでも」 狭苦しい部屋にすんでいても、いっさいの心配事 を捨て去ることがで ...
「俗界も仙境となる」
「俗界も仙境となる」 束縛されるも自由を得るも、心の持ち方ひとつに かかっている。心が自由 ...
「内面が充実していれば」
「内面が充実していれば」 精神が充実しているときは、粗末な布団に くるまっていても、天地の ...
「万物はみな同じである」
「万物はみな同じである」 天地のあいだに存在するすべての物、人間 関係のなかで起こるさまざ ...
「心に迷いのあるとき」
「心に迷いのあるとき」 心が澄みきっているときは、腹がへれば飯を食い、 喉がかわけば水を飲 ...
「作為を捨てる」
「作為を捨てる」 ふと心に触れたものにこそ、すばらしい味わいが ある。手を加えぬ自然のまま ...
「無心の境地」
「無心の境地」 無心の境地になりたいと願いながら、いつまで たっても無心になりきれない。こ ...
「執着もせず無視もせず」
「執着もせず無視もせず」 仏家のいう「まことの空」とは、大いなる実体 であって、たんなる「 ...
「気づくのが遅すぎる」
「気づくのが遅すぎる」 冬が来て丸裸になった樹木を見れば、ありし日 の花や葉がすべてはかな ...
「力を蓄える」
「力を蓄える」 長いあいだうずくまって力を蓄えていた鳥は いったん飛び立てば、必ず高く舞い ...
「物欲にしばられた悲しみ」
「物欲にしばられた悲しみ」 物欲にしばられると、人生は悲しくなる。 本性のままに活きると、 ...
「悟りを開く分かれ目」
「悟りを開く分かれ目」 筏に乗ったばかりだというのに、もう下りるとき の用意をしている。こ ...
「流れる雲のように」
「流れる雲のように」 栄誉をうけても屈辱をうけても、つねに 泰然と構えている。それはちょう ...
「うたかたの夢」
「うたかたの夢」 崩れ落ちた石畳には狐が眠り、荒れはてた 高殿には兎が飛び跳ねている。ここ ...
「自在の境地に遊ぶ」
「自在の境地に遊ぶ」 魚は水の中を泳ぎ回りながら、水の 存在を忘れている。鳥は風に乗って ...
「どこにいようとも」
「どこにいようとも」 心に波風さえ立てなければ、どこにいようと 青い山、緑の木々に囲まれた ...
「人の心は始末におえない」
「人の心は始末におえない」 滅亡して廃墟と化した西晋の都は、茨が ぼうぼうと生い茂っている ...
「生があれば死がある」
「生があれば死がある」 成功があれば必ず失敗がある。このことに 気づけば、成功を目指してし ...
「楽あれば苦あり」
「楽あれば苦あり」 楽しいことがあったかと思えば、すぐにまた心配の タネがもちあがってくる ...
「時には冷静、時には情熱」
「時には冷静、時には情熱」 あわただしいさなかにあっても、冷静にあたりを 見回すだけの余裕 ...
「相対主義のすすめ」
「相対主義のすすめ」 人情や世相は、あっというまに変わってしまう ので、どこに真実があるの ...
「視点を変えて見る」
「視点を変えて見る」 老年になった視点で若い時代を見つめれば やみくもな闘争心を消し去るこ ...
「生きとし生けるもの」
「生きとし生けるもの」 鶯の声を聞くと、いいなあと思い、蛙の声を 聞くと、うるさいと感じる ...