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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「流れにまかせて」 わたしの体は、綱をとかれた捨て小舟。行くも 止まるも流れまかせ。 わた ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「疑心暗鬼」 心が動揺しているときは、手にした杯に弓の 影が映っても蛇かと驚き、草むらの岩 ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「環境をととのえる」 山深いあたり、泉のほとりを散策すれば、 俗塵に汚れた心も洗い清められ ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「足を引っぱられない」 栄達を望みさえしなければ、利益や地位の 甘い誘惑に振り回される恐れ ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「自然のなかに別天地」 ひそやかな田舎のたたずまい、竹垣のあたりで 犬が吠え、鶏が鳴く、ま ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「いつも静かな境地に」 わが身を、いつもあくせくする必要のない 状態に置いておけば、世界の ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「社会生活の中で」 俗世間から超越する道は、ふつうの社会 生活を営むなかで見出すことができ ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「俗塵を逃れて」 薄い粗末な布団にくるまって、あばら屋に 身を横たえれば、部屋中の霊気が心 ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「環境の違いで」 ごたごたして騒がしい環境では、ふだん記憶して いることまで、うっかり忘れ ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「執着すれば楽も苦に」 人里離れた山林は住むのに最適の地だが、 いちど住まいに凝りだすと、 ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「何を悟るか」 漫々たる河の水が音もたてずに流れていく。 それを見れば、騒がしい環境に身を ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「あるがまま」 禅の極意に、「腹がへったら飯を食い、疲れたら 眠る」とある。また、詩作の心 ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「素朴な味」 ゆったりした気分は、味の濃い美酒が飲める ような生活からは得られない。それは ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「とらわれない境地」 谷間から流れ出る白雲は、行こうが止まろうが 思いのまま、なにものにも ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「悟りの境地」 静かさを愛する人は、流れる雲やものさびた 石を眺めながら、幽玄の世界に心を ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「用事を減らす」 名声を鼻にかけるよりも、名声から逃れよう とするほうが、はるかに奥ゆかし ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「欲望にはきりがない」 利益に貪欲な人間は、金をもらっても 玉がもらえなかったと不満を鳴ら ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「退くことも考える」 前に進むときには、必ず後に退くことを 考えよ。そうすれば、垣根に角を ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「心の問題」 自然の暑さから逃れることはできなくても 暑さを苦にする心を消し去れば、いつも ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「人の思惑」 世俗を逃れて山林に住む者には、栄誉も恥辱 も関係ない。 道義を守って突き進む ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「ふだんの修養」 忙しいときにあわてふためきたくないと 思うなら、暇なときに、しっかりと精 ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「一歩譲る」 人と争ってわれ先に進もうとすれば、道は いよいよ狭くなる。一歩譲って後にさが ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「病気と死を忘れない」 激しく燃えあがる色欲も、もし病気になったら と考えたとたん、たちま ...

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2021年2月8日◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「風月を友として」 松の生えた谷のあたりを、杖をひいての そぞろ歩き。ふとたたずめば、破れ ...

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◆菜根譚(さいこんたん)「儒仏道を融合した人生の書」

「無欲な暮らし」 権威をふるっている人物に取り入れば、 相手の転落とともに、たちまち手きび ...